インプラント
IMPLANTインプラント治療とは
失った歯を取り戻し、健康で自信のある口元へ
虫歯や歯周病、事故によるけがなどで歯を失った場合に、インプラントとよばれる人工歯根を用いることで、天然歯に近い見た目と噛み心地への回復を図る治療です。
失った歯の代わりにボルトのような形状のチタン製の人工歯根を顎骨に埋め込み、その上部に人工歯を装着することにより、天然歯と同じような感覚でしっかりと噛めます。また、人工歯は白いセラミック製なので、天然歯と見分けがつかないほど自然で美しい見た目に仕上がります。
わかりやすい
料金システム
基本プラン
- 1本
- 約370,000円(税抜)
診断料・CT撮影料・術前骨造成・術前クリーニング・麻酔・上部構造(白いセラミック)・インプラント体・10年保証含む
メーカー | 京セラ(日本製) |
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上部構造 | メタルボンドまたはフルジルコニアまたはジルコニアボンド |
保証期間 | 10年 |
当院のインプラント治療は基本プランに診断料・CT撮影料・術前骨造成・術前クリーニング・麻酔・上部構造(白いセラミック)・インプラント体・10年保証など、インプラントに必要な費用はすべて含まれています。
※極端に骨のない場合などに関してはオプション料金が別途必要となる可能性があります。
歯のない本数に対して、すべて同じ本数のインプラントを埋入する必要はありません。ブリッジでの対応や、インプラントデンチャーなどにより、治療費は症例により、もっと安くなる可能性があります。詳しくはご相談ください。
患者様が安心していただけるよう、オプション費用が必要な場合は、インプラントの事前相談時に、どのような治療でどれくらいの費用がかかるのかを提示させていただきます。
オプション費用について
骨が極端に少ない場合などは、基本料金の他に別途必要となります。
GBR(大) | 8万円 |
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ソケットリフト | 10万円 |
サイナスリフト | 20万円 |
安心の10年保証
当院で行なったインプラントには長期保証が付いており、『10年保証』がついております。
また、正しい治療計画に基づいてガイドラインを開示し
このガイドラインに沿ったインプラント治療を行ってまいります。
京セラ
インプラント
臨床マイスター
インプラントに精通した「インプラント臨床マイスター」の院長が担当します。
当院の院長はインプラント治療に15年以上たずさわっており、これまで500本を超えるインプラント手術を行なってきました。
これまでの実績が認められ、日本最大のインプラントメーカーである京セラ社から「インプラント臨床マイスター」として認定されました。インプラント治療に不安な方はぜひ一度ご相談ください。
PICK UP!
インプラント臨床マイスターについて
インプラント臨床マイスターは「京セラ社製のインプラントを使用する歯科医師に対して教育・指導的立場にあたる公認資格」です。静岡県内では2名のみしか認定されておりません。(令和5年3月現在)
安心・安全のため
インプラント
4つの取り組み
CT撮影と最新のデジタルテクノロジー
による診断
インプラントを希望したすべての患者さまに対し、術前に、CT撮影を行い、最新鋭のインプラントシミュレーション に全置換ソフト(シンプラント:デンツプライ)で診断します。あごの骨の形や質、神経や血管の走行などを診断し、安心安全なオペを行うための準備をします。
カウンセリングを
大切に
一人一人の患者さまに丁寧な説明と、患者さまに寄り添った提案を心がけています。治療の方法をしっかりと説明し、ご理解、ご納得いただいた上で治療に入っていきます。
安心の10年保証
ひだまり歯科クリニックでは、安心していただくために、インプラント治療には10年間の保証制度を設けています。万が一保証期間内に問題が生じた場合は保証制度をご利用いただけます。
メンテナンスシステム
インプラント治療は一般的に長期にわたりお口の中でその機能を果たしてくれますが、天然の歯と同じように歯周病にかかることがあります。
定期的なメンテナンスを続けていく事で、インプラントが長く使えるようにサポートをさせていただきます。
インプラントなどの
先進医療のための
最新設備
インプラント室完備
インプラント室を完備しており、エステルームのような部屋でリラックスしてオペを受けていただきます。
大画面モニターにはCT撮影のシミュレーション に全置換ソフト解析したデータを映し、安心安全のオペを行います。
歯科用CT
歯科用CTを導入しています。あごの骨の立体的な形や質、神経や血管の走行などを把握することで、インプラント体の埋入に適した位置や方向や角度などの必要な情報を得る事ができます。
従来のレントゲンの平面画像だけでは、内部の状態をより正確に把握することは困難です。CT撮影により、より安全にオペを行う事が可能です。
インプラント
顎骨の量や形状、神経や血管の位置などを立体的に把握できます。事前にリスクを回避し、インプラントを適切な位置・角度・深度で埋め込めるようになるので、より安全な手術を行なえます。
矯正歯科
歯の移動には、顎骨の量、歯根の長さや角度、埋伏歯の有無などが関わっています。それらをあらかじめ知っておくことで、その方に合う治療計画を立案でき、良好な治療結果へと導けます。
その他治療
虫歯の進行状況や歯周病による顎骨の吸収状況の把握、歯根端の病巣の発見などに役立ちます。埋伏歯の位置がわかることで不要な切開を避けられるなど、患者さまの負担を抑えた治療に有効です。
シミュレーション に全置換ソフトの解析診断
当院では、最先端のデジタルテクノロジーであるインプラント術前シミュレーション に全置換ソフト(SimPlant)を活用しています。あらゆる角度からあごの骨が立体的によりリアルに表示されるため、より正確な情報をオペをする前に得る事が可能となり、安心安全のインプラントを行う事ができます。
PICK UP!
難症例のインプラント治療にも対応
ひだまり歯科クリニックでは
- 骨が薄く、そのままではインプラントを固定できない
- 上顎洞があるため、特殊な手術スキルが必要
などの難症例に対しても、骨再生療法を行う事でインプラント手術が可能な場合がございます。
ご相談ください。
よくある質問
インプラントによる歯科治療に関して、よくあるご質問をまとめました。
詳しくは下記をご覧ください。
質問をクリックすると回答が表示されます。
インプラントとは何ですか?
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インプラントとは、天然歯の代わりとなる、人工の歯根のことです。 歯が抜けた場合、今までは歯根を回復する手段がなく、入れ歯やブリッジによって見た目を回復するのみでした。
こうした中、インプラントによる歯科治療が誕生し、天然歯とほとんど変わらない審美性、機能性をもつ歯を取り戻せるようになったのです。自然で美しい口元を手に入れられる治療法と言えます。
入れ歯やブリッジとどう違うのですか?
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ブリッジは、失った歯の両隣の歯を大きく削る必要があります。入れ歯は、毎日取り外す必要があり、固定するための金具も目立ってしまいます。
一方、インプラントによる歯科治療は、健康な歯を削る必要がなく、入れ歯やブリッジより見た目も噛む機能も優れています。使用できる年数もより長いのです。ただし、基本的に保険診療にならない、治療期間が長いという側面もあるため、それぞれの治療法について担当医と一緒に検討し、治療法を選ばれることをおすすめします。
インプラントを埋めるのに年齢制限はありますか?
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16歳以上(骨の成長がほぼ終了する年齢)で、医学的、解剖学的に条件が満たされていれば、どなたでもインプラントによる歯科治療を受けられます。年齢の上限はありません。体への負担としては、インプラントにしたい歯が残っている場合に抜歯をする程度で、健康状態がよく、全身疾患がないなどの条件を満たせば、ご高齢の方も問題ありません。
治療期間はどれくらいかかりますか?
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インプラントを骨に埋め込んでから2~3ヵ月経過し、インプラントと顎の骨が強くくっつけば、被せ物を装着できます。被せ物は歯型をとった後、1~2週間程度で完成します。
ただし、骨とのくっつきが弱かったり、インプラントを埋めるための骨を造成する手術を行なったりする場合には、長い方だと6ヵ月ほど待つでしょう。これらの治療経過には個人差がありますので、あらかじめご了承ください。
治療の間、歯を失ったところはどうするのですか?
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周囲の歯の状態にもよりますが、仮の歯や仮の入れ歯を入れて対応します。目立たない部位であれば、何も入れない方が治療期間は短くなります。
インプラントを埋め込むための手術は痛いですか?入院の必要はありますか?
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通常の歯科治療で行なわれる局所麻酔をしてからインプラントを埋め込みます。そのため、手術中にほとんど痛みは感じないでしょう。ただし、手術後に麻酔が切れてからは、傷口の痛みを感じるかもしれません。
手術後、痛みや腫れが出る場合もありますので、処方された抗生物質や鎮痛剤を飲みましょう。痛みの目安としては「歯を抜いた後の痛み」と同程度だと考えてください。(手術範囲が大きい場合や、骨を造成する手術を行なった場合は、相応の痛みや腫れが出ます。)入院の必要はありませんが、手術当日は激しい運動を控え、数日は安静にしてください。
インプラントを埋め込むための手術後に注意することはありますか?
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手術した日はあまりうがいをしないようにし、激しい運動、長時間の入浴(シャワーなどは可)、飲酒は避けてください。
喫煙はインプラントにも悪影響を及ぼしますので、手術後数日は避けていただきたいと思います。また、インプラントを末永く使っていただくためには、禁煙をおすすめします。
その他、感染を防ぐためにも、処方された抗生物質は必ず飲みきるようにしましょう。うがい薬は手術翌日から使い、患部を清潔に保ってください。食事は患部と反対側で行ない、なるべくやわらかく消化のよい物を召し上がってください。歯磨きは、患部に歯ブラシを当てなければ行なっても構いません。
これらに留意していただければ、普段通りに過ごせます。
他に病気があってもインプラントはできますか?
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歯周病の場合、インプラント手術の前に歯周病の治療を行なう必要があります。手術する部位の周囲が歯周病にかかっていると、インプラントを入れる部位も感染するおそれがあるため、手術前にはできるだけ歯肉の炎症を抑える必要があるのです。
糖尿病の場合、主治医の指導のもと、血糖値のコントロールがなされていれば問題ありませんが、状態によっては手術を行なえない場合もあります。詳しくはご相談ください。
骨粗鬆症、リウマチ、腎疾患などは、程度によってはインプラントおよび外科手術を行なうべきではない場合もあります。持病や服用薬は必ず担当医に伝えるようにしてください。
インプラントは自分の歯と同じように噛むことができますか?
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インプラントは顎の骨と強くくっつけるため、歯周病の進行した歯や入れ歯とは違い、ほとんどの物を自分の歯のように噛めます。普段のお手入れをきちんと行ない、定期的に検診・メンテナンスを受ければ、長期にわたって快適に使えるのです。
歯がほとんどないのですが、何本入れたらいいですか?
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抜けている歯と同じ数のインプラントを入れる必要はありません。全ての歯を失ってしまった場合にも、片顎14本の失った歯に対して6~8本のインプラントを埋め込めば、以前のような健康な状態の歯並び、噛み合わせを手に入れられるでしょう。
また、入れ歯を安定させるためにインプラントを活用したい場合には、2~4本のインプラントを埋め込みます。これにより、入れ歯を小さく、違和感の少ない快適な状態にできます。
その他、複数の部位で歯を失ってしまった場合には、インプラント、ブリッジ、入れ歯を併用した治療も可能です。患者さまのお口の状態によってさまざまな治療法がありますので、ぜひご相談ください。
インプラントはどれくらい長持ちしますか?
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インプラントの成功率(10年間問題なく機能する確率)は、96%以上というデータがあります。
対してブリッジは、平均すると8年間に50%の確率で問題が起きるというデータがあるのです。8年後には、半数の方はブリッジのやり直し、もしくは抜歯が必要になると言えます。歯科治療への取り組みが進んでいる欧米では、ブリッジは一昔前の治療法として敬遠されているのです。
インプラントは、体に馴染みのよい材質で丈夫なため、半永久的にお口の中で機能します。しかし、歯磨きが十分にできておらず、インプラントの周囲に汚れがついた状態が続くと、天然歯と同様に歯周病のような状態になり、インプラントが抜けてしまう可能性があるのです。
インプラントは、天然歯よりも歯石や歯垢がつきにくいという特長がありますので、毎日しっかりとお手入れをして、定期的に検診・メンテナンスを受けていただければ、より長く活躍してくれるでしょう。
当クリニックでは、インプラントを快適に長く使っていただけるよう、10年間の保証期間を設けています。
成功率はどれくらいですか?
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1,003人の患者さまに計2,359本のインプラントを入れ、10年間にわたって追跡調査した文献によると、96%以上が10年後も何の問題もなくインプラントが機能し続けているそうです。
ただし、インプラントを埋め込み、周囲の骨とくっつくまでの間に細菌感染を起こすと、インプラントが抜けてしまうおそれがあります。歯周病がある方、喫煙される方、糖尿病などの持病をお持ちの方、インプラントを埋めるための骨を造成する手術を行なった方などは、細菌感染のリスクが高まるので注意が必要です。
インプラントが骨とくっついた後は、細菌感染のリスクも低下するため、日頃のお手入れと定期的な検診・メンテナンスによって半永久的に機能します。ただし、喫煙される方、糖尿病などの持病をお持ちの方は、インプラントが抜けてしまうリスクが高いのです。特にタバコは歯周組織に悪影響を及ぼすため、喫煙される方にはインプラント治療を行なわない、または保証を付けないといった歯科医院もあります。
費用はどれくらいですか?保険は適用できますか?
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インプラントによる歯科治療は、保険診療ではなく自費診療となるため、歯科医院によって費用が異なります。目安としては、1本あたり35~40万円です。具体的には、診断料、手術費用、土台や被せ物の費用、骨がない場合の技術料や材料費、レントゲン代、薬代などがかかります。これらの総額を表記している歯科医院もあれば、単に土台や被せ物の費用のみを表記している歯科医院もありますので注意が必要です。
また、使用するインプラントメーカーや、難症例に対する技術料、長期保証の有無、被せ物の材質(セラミック、プラスチック、金属など)でも費用が変わってきます。当クリニックの被せ物は、長期にわたって審美性を保てるセラミックなど、数種類の中からお選びいただけます。費用に関してはこちらをご覧ください。
骨の中に金属を埋めて害はないですか?
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現在、一般的なインプラントは「チタン」もしくは「チタン合金」でできています。これらの金属は、体への馴染みがよく害になりません。
チタンと骨が強くくっつくことは、1950年代にスウェーデンの医師・ブローネマルク博士によって発見されました。この現象は「オッセオインテグレーション」(機械的な結合)と呼ばれ、現在のインプラントによる歯科治療の基礎となったのです。それから60年以上経過した現在でも、オッセオインテグレーションしたインプラントは、体に無害であることが実証されています。チタンはその親和性の高さから、お口以外でも骨折などの治療の際に、プレートやボルトとして使用されているのです。
当クリニックでは、このようなチタン合金のインプラントだけでなく、チタン合金の周囲に骨を誘導する「ハイドロキシアパタイト」(骨の主成分)を吹き付けたタイプなど、さまざまなインプラントを用意しています。
治療後も通う必要がありますか?
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被せ物の部分は、天然歯と比べて汚れは付きにくくなっています。しかし、インプラントの周囲に汚れが付いたままになっていると歯周病にかかることがあり、インプラントがグラグラと揺れて抜けてしまいます。
インプラントによる歯科治療後は、お口の中の環境を整えるために、定期的に検診・メンテナンスを受けるようにしてください。患者さまそれぞれの歯の状態にもよりますが、年に2~3回以上の頻度で通うことをおすすめします。
検診・メンテナンスでは、歯科衛生士による汚れのチェック、ブラッシング指導の他、インプラントおよび残りの歯の衛生状態を確認し、クリーニングを実施。さらにインプラントの部位については、炎症の有無、骨とのくっつき具合のチェック、被せ物の緩みや高さの確認なども行ないます。
以前と同じようにしっかりと物を噛める喜びを再確認し、この状態をいつまでも保つために、1~3ヵ月毎に検診・メンテナンスにいらっしゃる患者さまも多いのです。
仕事が忙しいのですが、何回くらい通う必要がありますか?
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インプラント体を埋め込む手術の前に、診断のためのレントゲン撮影や、お口の中の環境を整えるためのクリーニングなどを行ないます。手術は局所麻酔で行なうため、手術当日も普段通り過ごせます。
手術後1週間ほどで抜糸し、その後はインプラントがしっかりと骨とくっつくまで経過観察を行ないます。目安としては、1ヵ月に1度ほど確認のために来院していただきます。
インプラントが骨とくっついた段階で被せ物の歯型をとり、1〜2週間後に装着して完了となります。インプラントを埋め込む手術の後、2~3ヵ月で被せ物を装着できますので、その間は時間の都合がつくときにご予約のうえ、来院していただければ大丈夫です。
来院回数としては、少ない方で7回となります。準備などがあるため、手術日だけはできる限りご予約の変更は控えていただけたらと思います。被せ物を装着した後は、年に2~3回以上の頻度で検診・メンテナンスを受けていただくことで、インプラントおよび残っている歯を末永く使っていけるのです。